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人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第17章 千鶴~相撲部屋の美しき女将
「これが終わったら私の部屋に来なさい」

3年前とは違う。

今回は女将さんから直接誘われたのだ。

遂に幕下優勝を果たし、女将との約束を実現させた鉄平。

今夜、立派に成長した一人の男として俺は女将さんに再会するのだ。

でも、女将さんは俺なんかまだまだ認めてはくれないのかな・・・・

女将は今年46歳。

まだ30代としか思えない美貌と抜群のスタイルを維持している。

溢れんばかりの色気は隠しようもない。

そして、少し前に聞いたあの喘ぎ声。

一瞬だけ見てしまった女将さんの姿が、鉄平の脳裏に深く刻み込まれている。

夜10時過ぎ、鉄平は女将の部屋へ向かった。

親方は後援会との付き合いで、今夜は女将さんとは別行動である。

女将の部屋は、ホテル最上階にあった。

少しためらった後、鉄平はドアフォンを押した。

「浦松ね、入りなさい」

着物姿ではなく、女将さんは薄地のセーターにパンツというラフな格好だった。

盛り上がった胸元から、鉄平は必死に視線を逃がした。

「失礼します」

スイートルームのように広い部屋だ。

案内されるがまま、鉄平は窓辺の椅子に座った。

窓の外には見事な夜景が広がっている。

「ごめんなさいね、突然呼び出したりして」

「女将さん、明日の朝は早いんじゃ」

「一番の新幹線で東京に戻らなきゃ」

少し残念そうに言いながら、女将は鉄平のそばに座った。

女将の色気ある香りが漂ってくるようで、鉄平は密かに緊張した。

「浦松、3年間よく頑張ったわね」

熱い視線で見つめられた鉄平は、思わず頭を下げた。

「親方、そして女将さんのご指導のおかけです。本当にありがとうございました!」

「浦松、今夜は堅苦しいのはやめましょう。私はそんなつもりで呼んだんじゃありませんよ」

女将は少し笑いながらそう言うと、窓辺に立った。

すらりとした女将の後ろ姿が、鉄平の何かをそそった。

「昔ね、私が親方に惚れたとき、してあげたことがあるんです」

「えっ?」

「今夜はそれを浦松にしてあげます」

鉄平は何も返すことができなかった。

しばらくの沈黙の後、女将は夜景を見つめながらささやいた。

「浦松、お風呂で背中を流してあげるわ」

「・・・・」

「先にお風呂場で待っていなさい。いいわね」

鉄平の心臓が、優勝決定戦のとき以上に、高鳴り始めた。
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