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人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第17章 千鶴~相撲部屋の美しき女将
ずっと気づかぬ振りをしてきたそれぞれの感情。
鉄平が女将の手首をつかんだ瞬間、それが露になった。
鉄平は女将にまだ知らぬ女性を求め、女将は彼に男を感じた。
まだ子供だと思っていた浦松に、女将はいつしか強い想いを抱いている。
だが、千鶴はそれを冷静に隠そうとした。
「浦松、手を離しなさい。それじゃ洗えないわよ」
「す、すみません・・・・」
「大丈夫ですよ。これ以上先は洗いませんから」
たくましい若手力士の背中に、女将が丁寧に石鹸を塗っていく。
彼の肌に触れていくにつれて、女将は少しずつ自分が昂っていくことを感じる。
そこには圧倒的に力強い若者の肉体がある。
「覚えてますか、浦松」
「えっ?」
「いつか夜の河原でデートしたでしょう」
「デ、デートだったんですか、あれは」
「立派なデートですよ」
鉄平は今、まさにあの夜のことを思い返していたのだ。
「勿論、忘れることなんかありませんでした」
「そう・・・・」
「女将さんのあの時の言葉が、俺をここまで強くしてくれたんです」
「あの時の言葉?」
「もっと強くなって、私が惚れるくらいの力士になりなさいって」
「そんなこと言ったかしら」
忘れるはずがない。
それは、千鶴も同じだった。
千鶴は告白して楽になってしまいたかった。
浦松、あなたは遂にそれを実現させてしまいましたよ、と。
この浴室でもう少し、彼と一緒にいたいという感情が、次第に抑えつけられなくなっている。
石鹸を流してやりながら、女将は努めて明るい口調で言った。
「兄弟子たちにもう連れて行ってもらったんでしょう」
「どこにですか?」
彼の無垢な返事に戸惑いながら、千鶴は続けた。
「つまり、ほら・・・・、女の人がいるところですよ」
さすがの鉄平も、女将の言葉が何を意味しているのか理解できた。
「まだ一度も行ってません」
「そうなの?」
「女将さんとデートした時、そう決めたんです」
「・・・・」
「初めての経験はそんな場所ではしないって」
鉄平の言葉が、女将の何かを揺さぶった。
少しだけ素直に振舞うことを、千鶴は自分に許した。
「浦松、もう少し洗ってあげます」
再び石鹸を準備する女将の気配に、鉄平は目を閉じた。
冷たいような感触を伴った女将の指先が、後方から鉄平の股間に滑り込んできた。
鉄平が女将の手首をつかんだ瞬間、それが露になった。
鉄平は女将にまだ知らぬ女性を求め、女将は彼に男を感じた。
まだ子供だと思っていた浦松に、女将はいつしか強い想いを抱いている。
だが、千鶴はそれを冷静に隠そうとした。
「浦松、手を離しなさい。それじゃ洗えないわよ」
「す、すみません・・・・」
「大丈夫ですよ。これ以上先は洗いませんから」
たくましい若手力士の背中に、女将が丁寧に石鹸を塗っていく。
彼の肌に触れていくにつれて、女将は少しずつ自分が昂っていくことを感じる。
そこには圧倒的に力強い若者の肉体がある。
「覚えてますか、浦松」
「えっ?」
「いつか夜の河原でデートしたでしょう」
「デ、デートだったんですか、あれは」
「立派なデートですよ」
鉄平は今、まさにあの夜のことを思い返していたのだ。
「勿論、忘れることなんかありませんでした」
「そう・・・・」
「女将さんのあの時の言葉が、俺をここまで強くしてくれたんです」
「あの時の言葉?」
「もっと強くなって、私が惚れるくらいの力士になりなさいって」
「そんなこと言ったかしら」
忘れるはずがない。
それは、千鶴も同じだった。
千鶴は告白して楽になってしまいたかった。
浦松、あなたは遂にそれを実現させてしまいましたよ、と。
この浴室でもう少し、彼と一緒にいたいという感情が、次第に抑えつけられなくなっている。
石鹸を流してやりながら、女将は努めて明るい口調で言った。
「兄弟子たちにもう連れて行ってもらったんでしょう」
「どこにですか?」
彼の無垢な返事に戸惑いながら、千鶴は続けた。
「つまり、ほら・・・・、女の人がいるところですよ」
さすがの鉄平も、女将の言葉が何を意味しているのか理解できた。
「まだ一度も行ってません」
「そうなの?」
「女将さんとデートした時、そう決めたんです」
「・・・・」
「初めての経験はそんな場所ではしないって」
鉄平の言葉が、女将の何かを揺さぶった。
少しだけ素直に振舞うことを、千鶴は自分に許した。
「浦松、もう少し洗ってあげます」
再び石鹸を準備する女将の気配に、鉄平は目を閉じた。
冷たいような感触を伴った女将の指先が、後方から鉄平の股間に滑り込んできた。