この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第3章 悦子~町内会慰安旅行での出来事
「はい、皆さん、早く乗ってくださ~い」

マイクロバスの入口付近で、水上悦子がそう叫ぶ。

よく晴れた爽やかな秋の朝。

20名弱の面々が、楽しげな様子でバスに乗り込んでいく。

都心から1時間強の新興住宅街である。

今日は、この地区の町内会の懇親イベント旅行として1泊旅行に出かける日である。

地域運動会、そして秋祭りも無事に終わり、皆の慰安も兼ねての旅行だ。

既に退職した者、或いは自営業の傍らで町内会役員として働いた者。

旅行参加者には、女性以上に、そんな男性が目立つ。

しかし、このイベントを取り仕切っているのは、一人の主婦だった。

「悦子さん、いやあ、今日はいつも以上に美しいねえ」

「いいから、いいから。早く、乗ってくださいね」

男性たちの冷やかしを軽くいなしながら、悦子は皆をバス内に誘導している。

41歳の主婦、悦子が地区町内会の主要役員になって、既に2年だ。

持ち前の明るさ、積極性、そしてリーダーシップが、彼女をすぐに地域活動の中心メンバーにした。

多くの会員も、そんな彼女を強く信頼し、慕っている。

特に男性のメンバーがそうである。

そこには、悦子の美貌という大きな要素もあった。

スラリとした長身に、引き締まった肢体。

魅惑的に膨らんだ胸元、そして、きゅっと上を向くヒップ。

くりっとした目つきに、どこか濡れたような色っぽい唇。

まさに、美魔女と形容できるような、アラフォーの人妻なのだ。

地域の男たちの視線が、どこか好奇を帯びたものになるのも無理はない。

「いやあ、悦子さんと1泊旅行なんて、本当に楽しみですよ」

「あのですね。二人きりの旅行じゃないんですからね」

総勢20名弱のメンバーが、マイクロバスに乗り込んだ。

悦子の夫は、仕事で忙しく、町内会の活動にはほとんど顔を出していない。

勿論今日も、このイベントには参加していない。

「皆さん、揃いましたか? では行きましょう!」

そしてバスは、目的地である温泉地へと出発した。
/770ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ