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人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第19章 亜依子~新婚旅行での出来事
「亜依子?」

どこかから聞こえてくる声。

濃密な心地よさの中、新妻は自分が初めて達してしまったことを感じていた。

深い快感に浸りながら、どこかに流されていくような感覚。

たっぷりと濡れた身体は、初めて知った女性の悦びを確かに記憶している。

「亜依子、寝てる?」

再び、その声が届いた。

腕をつかまれ、軽く揺さぶられていることを感じる。

彼の声に入り混じって聞こえてくるジェットエンジンの音。

「亜依子?」

それが夫、哲也のささやきであることを、亜依子はようやく知った。

新婚旅行で、自分が機内にいるという現実を思い出す。

そして、あの外国人男性との危険な戯れのことも・・・・

夫の声には、どこか妻の背徳を疑うような響きがあった。

哲也・・・・

夫に気づかれたのかもしれない。

すぐ隣の席で、あの男性の指先に溺れ、遂に昇り詰めてしまった自分。

亜依子は、不安に包まれながら、そっと瞳を開いた。

夫の表情には、しかし、困惑の色はなかった。

「ごめん、寝てたよね」

「う、うん・・・・」

小さく頷く妻のスリムな肉体を抱き寄せるように、彼が腕を伸ばしてくる。

「哲也、待って・・・・」

亜依子は、とっさに反対側の座席に視線を投げた。

先刻までそこに座り、時間をかけて、私を導いてくれた彼。

だが、そこには彼がいた気配はまるで残っていなかった。

使われていない毛布が丁寧に畳まれて置かれている。

亜依子は、自らの衣服にも全く乱れがないことを知った。

ボタンをはずされたシャツ、まくり上げられたミニスカート。

そして、大胆に引きずりおろされたショーツ。

全て何事もなかったかのように、元のまま、人妻の肢体を隠している。

あの人がこんな風に・・・・

夫が目を覚ます気配に気づいた彼が、素早く私の服を・・・・

「亜依子、何か夢見てなかった?」

夫の言葉に、亜依子は更に戸惑いを深めた。

私、本当にあの男性に・・・・

ホテルの部屋で、現地の若者に激しく愛される姿を想像していた人妻。

私はただ、そんな淫らな妄想の延長を夢の中で描いていただけ・・・・

「エッチな夢を見たんだ」

「えっ?」

亜依子は、夫の言葉に表情を硬くした。

しかし、それは妻を責める科白ではなかった。

「夢に亜依子が出てきたんだ」
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