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人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第20章 明子〜密室に通う妻
それはまだ、世界がコロナウイルスで混乱する数年前のことです。

そのとき私は43歳、4歳下の妻、明子は39歳でした。

地方の大学を卒業後、私は上京してとある大手機械メーカーに就職しました。

取引先から紹介された妻と、お見合いのような形で結婚したのは35歳のとき。

子供を授かることはありませんでしたが、私達はささやかながら、幸せな日々を送っていました。

口数が少なく、おとなしい妻ですが、私は彼女の性格の良さそうなところにすぐに惹かれました。

ただ、それ以上に私が魅力を感じたのは妻のスタイルの良さでした。

それは今でも変わることがありません。

目立つほどに美形というわけではありませんが、清楚で整った顔立ちは、控えめで知的な妻の性格を存分に伝えています。

身長は160センチ少々。

細身な体型で、胸のサイズは決して大きくはありませんが、形よく盛り上がったバストは、男性をそそるには十分です。

40歳に近づくにつれて、ただ痩せているだけでなく、どことなく熟れた肉付きも備え始めた妻の躰。

私は、いよいよ妻が女盛りの年頃になってきたのかと感じていました。

近所の会計事務所でパートで働く妻ですが、夜の帰りはいつも早いです。

毎日残業が続き、週末も普段の疲れをとることだけで精一杯の私は、結婚して8年、妻のことに構うことが十分ではなかったと思います。

妻の体が知っている男性は、夫である私、ただ一人です。

奔放なタイプとは程遠い妻は、男性との交際経験がほとんどないまま、私と結婚しました。

そういう私も、恥ずかしながら女性経験は数えるほどです。

私はベッドでの営みが苦手で、確かなコンプレックスを持っていました。

透き通るような肌に包まれた妻の裸に触れてしまうだけで、私はすぐに興奮し、瞬く間に達してしまいます。

妻をちゃんと満足させたことが、私には一度もないのです。

もちろん、それは私の思い込みで、たとえ短時間の行為だろうと、妻は満たされているのかもしれません。

しかし、ベッドでの妻の様子から、それが感じられたことはありませんでした。

結婚から数年経つと、妻と体を重ねるのは月に一度あるかないかとなりました。

そんな頃です、私が妻、明子を旅行に誘ってみたのは。

「旅行に?」

驚いた様子の妻の瞳には、しかしどこか嬉しそうな色も浮かんでいます。
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