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人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第20章 明子〜密室に通う妻
それは評判に違わぬ素晴らしいスパでした。

砂浜沿いに二棟あるスパ専用のコテージからは、眩しい海が見渡せます。

セラピストが施術する間、聞こえてくるのは波の音だけです。

印象的だったのは室内に漂っていたお香。

その贅沢な香りは、それだけで癒やしを与えてくれるものでした。

全身にオイルを広げられ、時間をかけたマッサージが始まります。

それは日常を忘れ、癒やしを得るには十分すぎる空間でした。

「いかがでしたか」

約2時間のサービス後、担当した美しい女性スタッフが英語で聞いてきました。

「素晴らしかったです」

私は彼女にマッサージを与えられている間、妙な興奮を感じてしまい、忘れ去ることに必死でした。

リゾートホテルの密室に彼女と二人きりだということも理由かもしれません。

うつ伏せになって腰のあたりを丁寧に揉まれてしまったとき、興奮を感じずにはいられなかったのです。

どうにかそれをやり過ごし、私は癒やしの時間を満喫することができました。

セラピストに別れを告げ、私は外に出ましたが、妻の姿は見当たりません。

「まだスパにいるのかな」

待つことも考えましたが、私はビーチに戻ることにしました。

午後4時を過ぎましたが、青空からはまだ眩しい日差しが注いでいます。

砂浜の椅子に私は再び横になり、妻の帰りを待つことにしました。

妻がトップスとショートパンツを身に着けたままスパに向かったことを、私はふと思い出しました。

妻はスパで水着姿になったのだろうか。

セラピストは女性だから、場合によってはそうするかもしれない。

スタッフが運んできた冷えたフルーツジュースを飲みながら、私は妻がビキニの水着姿で横たわる姿を想像しました。

セラピストに全身を愛撫され、快感に浸る妻の表情。

それを想像するだけで、私は再び高鳴る鼓動を感じ始めました。

昨夜、結局妻を抱くことができないまま、眠りについてしまった後悔。

今夜こそ、妻と激しく愛し合いたい。

そんな気分に浸りながら、私は妻の帰りを待ち続けました。

ところが、妻はなかなか姿を見せません。

スパは2時間で終わるはずです。

日が傾き、夕暮れが近づいた頃、私は妻の姿をようやく目にしました。

「あなた、ごめんなさい、遅くなって」

早足で戻ってきた妻は、気のせいかいつも以上に美しく見えました。
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