この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第23章 瑞季〜写真教室での出会い
駅から歩いて15分ほどの住宅街。

瀟洒な一軒家の前で、彼は人妻にささやいた。

「着きましたよ、瑞季さん」

少しためらいを感じながら、瑞季は彼にいざなわれて玄関に足を踏み入れた。

「息子は独立してますから。こんな広い家に一人暮らしです」

リビングダイニング、そしてキッチンには落ち着いた雰囲気が漂っている。

「素敵な家ですね」

「汚いでしょう、男の一人暮らしですから」

「ちっとも。私の家のほうがひどいですよ」

互いに笑みを交わした後でも、瑞季はまだ昂っている鼓動を感じた。

今夜は彼とずっと一緒に過ごすことができる。

それを想像するだけで、人妻の乾いた肉体は妖しく、熱く疼いてしまう。

「ワインでも飲みますか? まだ飲み足りないでしょう」

「瀬田さんと一緒なら喜んで」

簡単なつまみを用意し、瀬田はダイニングテーブルにグラスを置いた。

「乾杯」

目の前に座った彼を眩しそうに見つめ、上品な白ワインで唇を濡らす瑞季。

「おいしいです、すごく」

「ありがとう・・・。瑞季さん・・・」

「えっ?」

「いや・・・、何でもないです」

どことなくぎこちない雰囲気が漂う。

同じことを想像していると互いに感じながら、二人はゆっくりとワインを楽しんだ。

「瑞季さん、今夜はいつも以上に綺麗ですよ」

会話が途切れた時、唐突にそんな言葉を投げられ、人妻は恥ずかしげに顔を俯かせる。

そして、ふと視線を逸らした時、それに気づいた。

「瀬田さん、あれは」

立ち上がり、瑞季はリビングの小さな棚に近づいた。

顎に入った1枚の写真。

それは、彼が撮影した瑞季のポートレートだった。

「ええ」

人妻に歩み寄りながら、彼は素直にそれを認めた。

「ここだけじゃないんです。寝室にも」

「えっ?」

恥ずかしさと嬉しさで戸惑いつつ、人妻は背後に立つ彼にそっと腕を伸ばした。

「瑞季さんのことをいつも想っていたいから」

人妻の手を拒むことなく、彼が優しく彼女の肢体を抱きしめた。

見つめ合う二人。

そして、そっと唇を重ねる。

「あんっ・・・・」

甘い息を漏らし、瑞季は彼にもたれかかるように肢体を預けた。

「瑞季さん、お願いがあります」

「はい・・・」

「今夜、写真を撮らせてください」

口づけを交わしながら、彼の手が人妻のヒップを優しく揉みしだいた。
/770ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ