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第26章 遥〜夫の弟に求められて

「こんなに濡れてるなんて」

柔らかに濡れた下着の花芯を、彼が繰り返し押した。

「やっ・・・、あんっ・・・」

「凄くエッチな声だね」

義姉を罰するようにささやきながら、彼の手はスカート奥の下着を掴んだ。

「脱いで、義姉さん」

「駄目っ・・・」

太腿を閉じて抗う人妻の下半身を撫でながら、彼は強引にショーツを引きずり下ろした。

「いやんっ・・・・」

足首に絡んだショーツを奪い去り、智史はそれを遥に見せつける。

「義姉さん、ほら」

「・・・・」

「兄さんに見せようか、このショーツ」

唇を噛んで、顔を赤らめた義姉のスカートの奥に、彼は再び手を伸ばした。

「指を入れるよ」

「駄目っ、あの人に聞かれちゃう・・・・」

前を向いたまま、後方にヒップを突き出すような格好で悶える遥。

剥き出しになった人妻の美唇に、彼が重ねた指をぬるりと挿入する。

「ああんっ・・・・」

びくっと震えるように上を向き、遥は悦びが混在した声を漏らした。

後方から差し込んだ指先をゆっくり往復させていく彼。

「あっ・・・、あっ・・・、あっ・・・」

手で口元を塞ぎながらも、人妻は甘い声を漏らし始めた。

浴室の中から、夫が湯を流す様子が聞こえてくる。

あなた、来ないで・・・・

内腿を滴る蜜を感じながら、遥は指先を噛むようにして色っぽく悶えた。

「あっ・・・、あんっ・・・、あっ・・・」

ああっ、たまらない・・・・

すぐそばに夫がいることを感じながら、人妻は背徳の森深くに迷い込んでいく。

「もっと気持ちよくしてあげようか」

そうささやいた智史が、後方からスカートを捲り上げ、遥の美尻を剥き出しにした。

「いやんっ・・・」

「脚を広げて」

「恥ずかしい・・・」

露わにされた遥の白い桃尻。

お尻と太腿を愛撫され、少しずつ美脚を広げていってしまう人妻。

「綺麗だよ、義姉さんのあそこ」

「見ないで・・・」

興奮した彼の息吹を濡れたあそこに感じる。

「しないで、智史さん・・・」

首を振って抗いながら、しかし遥は何かを待望するように瞳を閉じた。

「口でしてあげるね」

「いやっ・・・・、よして・・・・」

舌を伸ばした彼が、濃厚な口付けを人妻の美肉に与えた。

「ああんっ・・・・」

シンクにしがみついたまま、遥は初めて知る快感に声をあげた。