パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第26章 遥〜夫の弟に求められて

駄目っ・・・・

激しく首を振りながらも、遥は背徳な口の行為を止めようとはしなかった。

片手を添え、彼を苦しげな瞳で見つめたまま、いやらしく肉棒を吸い上げる。

「ああっ、義姉さん・・・・」

腰を震わせ、智史が達しそうな表情で顔を歪める。

智史さん・・・・

初めて見る彼の危うい表情に、人妻は自身の興奮を一層高め、美唇を熱く濡らした。

バスルームから届いていたドライヤーの音が止まり、意味深な静寂が訪れる。

あなた、まだ来ないで・・・・

口内に解き放たれることを嫌がりながらも、遥は智史が早く満たされることを望んだ。

性に飢えた牝鹿のように、彼の興奮を音を立てて吸い上げ、右手で何度もしごきあげる。

「ああっ、我慢できない・・・」

遥の後頭部を抑え込み、智史が支配するような視線を彼女に投げる。

彼のものを秘所深くに挿入されたまま、昇り詰めてしまう自分を遥は想像した。

智史さん、早く・・・・、たくさん出して、私の中に・・・・

彼の望みを許すように、人妻は小さく頷いて瞳を潤ませた。

「ああっ、義姉さん・・・・」

智史が唇を噛み、腰を突き出すように何度か震わせる。

どくっ、どくっ、どくっ・・・・

その瞬間、人妻の喉奥に彼の白い欲情が勢いよく放出された。

ああんっ・・・・

大量のリキッドで汚される自分を感じながら、再び絶頂に昇り詰めてしまう遥。

「義姉さん、全部飲んで」

彼は素早く身なりを整えながら、義姉にそう命じた。

「兄さんが来るよ、もうすぐ」

しゃがみ込んだまま、しかし、遥は立ち上がることができない。

「さあ、早く」

彼にそう促された時、リビングから人の気配が伝わってきた。

「智史は2階かな。いいぜ、シャワー使っても」

夫の声が、性の陶酔に包まれた人妻に鋭く突き刺さる。

「じゃあ入ろうかな」

「なんだ、そっちにいたのか、智史」

普通を装ってキッチンからリビングに姿を見せた弟に、彼は特に不審を抱いてはいないようだった。

「兄さん、ちょっと話があるんだ」

「なんだよ、急に」

乱れた服を整えながら、遥は二人の視線が届かない場所でただ耳を澄ました。

「そろそろ出ていくよ、この家を」

智史さん・・・・

彼から離れることなど、もうできない。

熱いスペルマを飲み込んだ遥は、彼をもっと欲しがっている自分に気づいている。