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人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第26章 遥〜夫の弟に求められて
「遥、あいつとやったんだろう」
酒の匂いが混じった夫の息遣いが、今夜はいつも以上に汚らわしく思えてしまう。
「あなた、何もしてません、私・・・・」
全裸にされた遥は、抗うことをやめ、感情を押し隠すかのように瞳を閉じた。
観念した様子の妻の美脚を押し開き、夫が己の興奮を慌ただしく挿入する。
「ああんっ・・・・」
思わず声をあげ、遥はシーツをきつく握りしめた。
身勝手に腰を振り始めた夫をやり過ごしながら、妻は隣室にいる義弟のことを想像した。
智史さん、少しも気持ちよくなんかないわ、夫にされても・・・・。
唇を噛んだまま、遥は夫の暴風が早く過ぎ去ることを祈った。
「遥、あいつにもされたのか、こんなことを」
どこまでも妻を疑いながら、しかし、夫は確信を抱いているわけではないようだ。
「あなた、何もないわ、智史さんとは」
「信じていいんだな」
「はい・・・」
遥の体奥で、罪の意識が揺らいでいる。
妻の言葉に安堵を得たかのように、夫は瞬く間に自身の満足にまで到達した。
「中で出すぞ、遥・・・・」
夫の欲情のリキッドが大量に注ぎ込まれることを想像し、遥は唇を噛んだ。
「遥、いくぞ・・・・」
「あなた・・・・、いやっ・・・・」
無意識のうちに抵抗の言葉を漏らしながらも、遥は最後の瞬間、指先を震わせ、甘い声をあげた。
「ああんっ・・・・」
智史さん、聞かないで、私のエッチな声を・・・・。
満たされた夫はすぐに妻の体から離れ、何か話すこともなく、勝手に目を閉じる。
いびきの混じった彼の寝息が室内を満たしていく。
脱がされたパジャマを再び身につけ、遥は夫に背を向ける格好で横になった。
静かに目を開けたまま、遥は疼き続ける肢体の熱が収まることを待った。
30分が経過し、夫の眠りは更に深いものに転化していく。
遥の欲情は収まるどころか一層高まり、肉体に背徳な決断を迫り続けている。
明日の朝、ここを出ていく彼。
もう、彼と会うことはないのかもしれない。
智史さん・・・・
ためらい、そして、欲情に溺れる自分を許そうとする感情が、人妻の体奥で葛藤している。
振り返り、夫を見つめる。
深い眠りに陥った彼が朝まで目を覚ますことはないことを、遥は知っている。
「・・・・」
暗闇に包まれたベッドルームで、人妻は静かに立ち上がった。
酒の匂いが混じった夫の息遣いが、今夜はいつも以上に汚らわしく思えてしまう。
「あなた、何もしてません、私・・・・」
全裸にされた遥は、抗うことをやめ、感情を押し隠すかのように瞳を閉じた。
観念した様子の妻の美脚を押し開き、夫が己の興奮を慌ただしく挿入する。
「ああんっ・・・・」
思わず声をあげ、遥はシーツをきつく握りしめた。
身勝手に腰を振り始めた夫をやり過ごしながら、妻は隣室にいる義弟のことを想像した。
智史さん、少しも気持ちよくなんかないわ、夫にされても・・・・。
唇を噛んだまま、遥は夫の暴風が早く過ぎ去ることを祈った。
「遥、あいつにもされたのか、こんなことを」
どこまでも妻を疑いながら、しかし、夫は確信を抱いているわけではないようだ。
「あなた、何もないわ、智史さんとは」
「信じていいんだな」
「はい・・・」
遥の体奥で、罪の意識が揺らいでいる。
妻の言葉に安堵を得たかのように、夫は瞬く間に自身の満足にまで到達した。
「中で出すぞ、遥・・・・」
夫の欲情のリキッドが大量に注ぎ込まれることを想像し、遥は唇を噛んだ。
「遥、いくぞ・・・・」
「あなた・・・・、いやっ・・・・」
無意識のうちに抵抗の言葉を漏らしながらも、遥は最後の瞬間、指先を震わせ、甘い声をあげた。
「ああんっ・・・・」
智史さん、聞かないで、私のエッチな声を・・・・。
満たされた夫はすぐに妻の体から離れ、何か話すこともなく、勝手に目を閉じる。
いびきの混じった彼の寝息が室内を満たしていく。
脱がされたパジャマを再び身につけ、遥は夫に背を向ける格好で横になった。
静かに目を開けたまま、遥は疼き続ける肢体の熱が収まることを待った。
30分が経過し、夫の眠りは更に深いものに転化していく。
遥の欲情は収まるどころか一層高まり、肉体に背徳な決断を迫り続けている。
明日の朝、ここを出ていく彼。
もう、彼と会うことはないのかもしれない。
智史さん・・・・
ためらい、そして、欲情に溺れる自分を許そうとする感情が、人妻の体奥で葛藤している。
振り返り、夫を見つめる。
深い眠りに陥った彼が朝まで目を覚ますことはないことを、遥は知っている。
「・・・・」
暗闇に包まれたベッドルームで、人妻は静かに立ち上がった。