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人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第26章 遥〜夫の弟に求められて
振り返り、ダブルベッドをもう一度見つめる遥。

「・・・・」

自身の満足だけに浸り、いびきをかいて熟睡する夫の姿が、人妻のわずかなためらいを瞬時に霧消させた。

ドアを開け、静寂に包まれた闇の空間に足を踏み出す。

裸が透けて見えるほどの刺激的なパジャマ姿で、遥は義弟が眠るベッドルームの前に立った。

「智史さん・・・」

ドアの向こう側からは何の気配も伝わってこない。

明日、この家を出ていく彼。

そうなれば、二度と彼に会うことはないのかもしれない。

駄目っ、引き返すのよ・・・・

理性と背徳を抱えて立ち尽くす人妻の前で、ドアが静かに開いた。

「・・・・」

向こう側から伸びてきた手に拘束され、瞬く間に部屋の中に引き摺り込まれる。

「いやっ・・・」

思わず声を漏らした遥を背後から抱きしめ、彼がその手で彼女の口を塞ぎ込む。

「ううんっ・・・」

彼に激しく犯される自分を想像し、遥は色っぽく悶えた。

ドアが施錠される音が響き、人妻の鼓動が一気に高まっていく。

「義姉さん、ずっと待ってたよ」

背後から彼女の細い肢体を抱きしめ、彼が優しげにささやいた。

「しゃぶって」

口を撫でるように動く彼の指が、人妻の濡れた唇を割るように侵入してくる。

「はうんっ・・・」

何かを欲しがるように息を乱して指をしゃぶりながら、人妻は腕を後方に伸ばし、彼の腰を撫でるように動かした。

「義姉さん、興奮してるの?」

「・・・」

「さっきは気持ちよさそうだったね、あんなエッチな声出して」

義姉を罰するようにささやきながら、彼は片手を彼女の胸に運んでいく。

柔らかく盛り上がった乳房をパジャマ越しに愛撫され、遥は我慢できない風に首を振った。

「私、彼にされても少しもよくなんかなかったわ・・・・」

人妻は自分から振り返り、背後にいる彼を抱きしめた。

闇の中で見つめあい、唇を重ねる二人。

「義姉さん、好きだ」

瞳を潤ませ、彼の唇を激しく吸う遥。

パジャマが強引に剥ぎ取られ、人妻の美しい裸体が顕にされていく。

「いやんっ・・・・」

首筋から美乳付近を丁寧にキスしてくる彼の顔を、遥は強く抱きしめた。

「智史さん、してっ・・・・」

「いいんだね、義姉さん」

「抱いて、激しく・・・・」

確かな興奮を漂わせた彼が、人妻の熱い体をベッドに組み伏せた。
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