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人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第27章 春奈〜夫に依頼されたデート

「春奈さん、ご主人の戻ってくる日が決まったのかな」
院長の有田に突然そう聞かれ、春奈は思わず言葉に詰まった。
「どうしたんですか、突然そんな・・・」
「最近の春奈さんはやけに機嫌がいいみたいだからね」
30代後半でこの歯科医院を立ち上げた有田は、この街でも評判の腕の持ち主だ。
それに加え、彼の優しげな態度と整った顔つきが、この歯科医院を忙しくさせていた。
「先生、それじゃいつも私が不機嫌みたいじゃないですかあ」
「ははは、そんなわけないだろって、ここにいるみんなが思ってますよ」
午後の受付が始まる前、どこかのんびりした雰囲気が漂う中、同僚である女性歯科助手たちがおかしそうに笑う。
「今週はいつにも増して嬉しそうだから、いよいよご主人が戻ってくるのが決まったのかなって思ってね」
40代後半の有田には、夫が不在のこの1年間、いろいろとお世話になっている。
彼の美しい妻、そして小学生の子供たちとも春奈は顔馴染みであった。
「えっと・・・、残念ながら違います」
「へえ、じゃあ何だろうな」
興味深そうに言葉を続ける院長を見つめながら、春奈はどこか恥ずかしげな気分になった。
春奈、ある男性とデートして欲しいんだ。
夫から突然そう依頼されたのは、ちょうど1週間前のこと。
その彼、夫の部下がこの街にやってくるのが今週末に迫っている。
私、そんなに嬉しそうなのかしら・・・。
夫が不在の1年弱。
それは、もうすぐ40歳になる人妻の熟れた肉体が、ずっと放置された期間でもあった。
結婚して7年、夫が頻繁に妻の体を求めてくることはなくなっていたが、それでも彼の東京転勤前には、二人は情熱的な夜を何回か体験した。
淡白な夫、だけど、春奈は声を出して悶え、快感を告白した・・・。
人妻の体はその記憶にすがりながら、この1年をただ寂しく過ごしてきた。
春奈はしかし、自らのそんな淫らな渇きに気づいていない。
「ふふふ、内緒です、先生」
「気になるなあ、そんな風に言われると。まさか若いボーイフレンドとデートかい?」
「まさか・・・、もうやめてください・・・・」
高鳴る鼓動に戸惑いながら、どうにか笑顔を浮かべて院長の追求から逃れる春奈。
何を期待しているのかしら、私・・・・
週末のデートが近づくにつれ、人妻の体は少しずつ妖しげな熱を帯び始めている。
院長の有田に突然そう聞かれ、春奈は思わず言葉に詰まった。
「どうしたんですか、突然そんな・・・」
「最近の春奈さんはやけに機嫌がいいみたいだからね」
30代後半でこの歯科医院を立ち上げた有田は、この街でも評判の腕の持ち主だ。
それに加え、彼の優しげな態度と整った顔つきが、この歯科医院を忙しくさせていた。
「先生、それじゃいつも私が不機嫌みたいじゃないですかあ」
「ははは、そんなわけないだろって、ここにいるみんなが思ってますよ」
午後の受付が始まる前、どこかのんびりした雰囲気が漂う中、同僚である女性歯科助手たちがおかしそうに笑う。
「今週はいつにも増して嬉しそうだから、いよいよご主人が戻ってくるのが決まったのかなって思ってね」
40代後半の有田には、夫が不在のこの1年間、いろいろとお世話になっている。
彼の美しい妻、そして小学生の子供たちとも春奈は顔馴染みであった。
「えっと・・・、残念ながら違います」
「へえ、じゃあ何だろうな」
興味深そうに言葉を続ける院長を見つめながら、春奈はどこか恥ずかしげな気分になった。
春奈、ある男性とデートして欲しいんだ。
夫から突然そう依頼されたのは、ちょうど1週間前のこと。
その彼、夫の部下がこの街にやってくるのが今週末に迫っている。
私、そんなに嬉しそうなのかしら・・・。
夫が不在の1年弱。
それは、もうすぐ40歳になる人妻の熟れた肉体が、ずっと放置された期間でもあった。
結婚して7年、夫が頻繁に妻の体を求めてくることはなくなっていたが、それでも彼の東京転勤前には、二人は情熱的な夜を何回か体験した。
淡白な夫、だけど、春奈は声を出して悶え、快感を告白した・・・。
人妻の体はその記憶にすがりながら、この1年をただ寂しく過ごしてきた。
春奈はしかし、自らのそんな淫らな渇きに気づいていない。
「ふふふ、内緒です、先生」
「気になるなあ、そんな風に言われると。まさか若いボーイフレンドとデートかい?」
「まさか・・・、もうやめてください・・・・」
高鳴る鼓動に戸惑いながら、どうにか笑顔を浮かべて院長の追求から逃れる春奈。
何を期待しているのかしら、私・・・・
週末のデートが近づくにつれ、人妻の体は少しずつ妖しげな熱を帯び始めている。

