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放課後は校舎裏で。
第4章 ❀ 変貌
 

──………



騒がしいカラオケから移動する事にした
あたしと宮城君は真美達と別れ
街をフラフラと歩き回った。


「夜は人多いね」
「…はい」
「はぐれないように気を付けて」
「あ、ありがと…」


手を握られるとドキドキしてしまう。


「ここからはホテル街だから帰ろうか。
家はどっち?送ってあげる」
「えっ、迷惑ですよっ…」
「いいのいいの」


彼は体の向きを変えるとあたしを見下ろし
ニコッと笑った。だけど、その表情は
まるで、作られたみたいで。


「そういえば、好きだった相手に
フラれたんだっけ?」
「はい…」


次の言葉に、あたしは目を見開いた。


「慰めてあげよっか。ホテル近いし
入っちゃえばこっちの勝ちだよ?」


最初、何を言っているのかわからなかった。


「え…。宮城…君?」
「着いて来たのが間違いだったね。
橘もいまごろ、あの子と
ヤってるんじゃない?」


真美が危ない…。
助けに行かなきゃ…。

そう思って振り返った時
宮城君はあたしの体を後ろから抱き締めた。


「お互いに気持ち良くなれるのに
何で嫌がるの?まさかまだ
フラれた相手に気があるとか?」
「やっ…」
「あんまり抵抗すると痛い目に遭うよ」



 
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