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貪られる肉体 - 私のカラダは、誰のモノ?
第3章 調教されるもの。

 さっきまで沈んだ顔をしていたクラスメートの彼はニタニタと笑い、私の体中をイヤラシイ目つきで見回す。

「うへぇ。先輩ありがとう。こんな可愛い子とHできるなんて幸せだよ」

「いいだよ。優香ちゃんもびっくりして慌ててただけみたいだから。本当はヤりたかったんだって。な? 優香ちゃん」

 先輩は私の肩に手を置いて肯定の意思を促す。
 
 何も言えない自分が情けなくなり、私は顔を赤く染め上げ俯いた。

「……はい」

「やったぁ、さっそくいただきまぁす」

「おっと。待った」

 先輩が手で動きを静止する。

「優香ちゃん。セックスする時はお洋服脱がないと。着たままでいいって言われた時だけそのままでいてもいいけどね。じゃないと男の人が興奮しないでしょ?」

 昨日した時は服を着たままだったので、驚きの表情を隠せない。

 同じ括りにしてはいけないと、ハッとした。

「ほら、自分から脱がないと、俺が脱がすことになるんだから」

 目の前には懸命に欲望を抑え込んだ獣のような眼差しで見つめる者、後ろには私を見下し支持をする者。

 彼らに見られながら、脱衣することになる。

「……わかった」

「わかった、じゃなくて、わかりました、だろ? これは言葉遣いも直さなきゃいけないのか。面倒な事になってきたな。いいか? セックスする相手には敬意を持って接しろ」

「わかりました」

 呆れ顔をする先輩を尻目に、一枚ずつ服を脱いだ。
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