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貪られる肉体 - 私のカラダは、誰のモノ?
第5章 回されるもの。
「こっち見て」

 なぜだか分からないが、上目遣いにされた。

 その時、若干だが彼の肉棒が大きく脈打ったような気がする。

 お互いに目が合ったまま、私は腰を打ち付けられる。

 睾丸を揉まされたり、彼の太ももを撫でさせられたりもした。
  
 その都度、肉棒の動きが変わっていく。

 段々と慣れてくると嗚咽の感覚も無くなっていった。

 十分程経ち、彼の息が荒くなってきた。

 まさか、と思った。

「一滴も吐き出しちゃ駄目だよ」

 口の中に出されると知った私は彼の足を叩き否定の意思を見せる。

 しかし、そんな思いも虚しく、秘部に射精された時に感じた前触れが訪れた。

 私はもう出されると悟った。

 足を叩いていた私の手は彼の足に添えるだけになり、素直に受け入れる体制に入った。

 私の頭をがっちりと掴み、彼の腰がぶるっと震えた。

 奥に突き刺された肉棒から精子を吐き出された。

「くあっ……んんっ」

 流れこんでくる精子は強烈な臭いを放っていた。

 鼻奥の感覚はもう、その臭いで一杯だ。

 徐々に喉に溜まっていく精子に堪えきれなくなり、ごくごくと喉を鳴らし飲み込む。

 食道に流れ込む精子はどろっとしていて、中々胃へと入って行かなかった。

 射精が終わり、肉棒は引き抜かれた。

 私の口からは数本もの糸が絡み出てきた。

 ネバネバとして気持ち悪い。
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