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発情期ニャンコな私を襲う欲情ワンコな彼
第2章 **
―-ガンッ!!
チェイサーが大型の拳銃を放つ。
咄嗟に橘中尉はあたしを庇うように―-
「ぐわぁぁ」
「橘中尉!」
弾丸は中尉の肩を貫通する。
噴き出る血をあたしは止血しようとするが―-
「俺はいい…早く行くんだ!」
「中尉まさか…」
―-命を犠牲にしてまで、あたしを逃がそうと!?
「行くんだ、桜木!」
橘中尉はあたしを怒りの形相で睨みつける。
「私も戦います」
あたしも銃をチェイサーに向ける。
「ダメだッ!この任務で死んだ仲間たちの死を無駄にするなッ!」
「で、でもっ!」
「桜木!頼む。行ってくれ」
橘中尉は立ち上がる。
このままじゃ……彼が死んでしまう。
「だって…だって…あたし…橘中尉の事…」
もう何も怖い事なんてない。あたしもここで死ぬ!!
あたしも橘中尉の隣に立ち、チャイサーに銃を向けた。
「桜木ッ!俺は……お前のことをずっと前から好きだった…。
こんな時代……男達の寿命は短い……どうせなら、この命……愛するお前の為に使いたい」
「た、橘……中尉…」
まさか、橘中尉もあたしのことを……。
「うらら……愛してるぜ」
すると橘中尉はチェイサーに向かって駆け出した。
チェイサーが大型の拳銃を放つ。
咄嗟に橘中尉はあたしを庇うように―-
「ぐわぁぁ」
「橘中尉!」
弾丸は中尉の肩を貫通する。
噴き出る血をあたしは止血しようとするが―-
「俺はいい…早く行くんだ!」
「中尉まさか…」
―-命を犠牲にしてまで、あたしを逃がそうと!?
「行くんだ、桜木!」
橘中尉はあたしを怒りの形相で睨みつける。
「私も戦います」
あたしも銃をチェイサーに向ける。
「ダメだッ!この任務で死んだ仲間たちの死を無駄にするなッ!」
「で、でもっ!」
「桜木!頼む。行ってくれ」
橘中尉は立ち上がる。
このままじゃ……彼が死んでしまう。
「だって…だって…あたし…橘中尉の事…」
もう何も怖い事なんてない。あたしもここで死ぬ!!
あたしも橘中尉の隣に立ち、チャイサーに銃を向けた。
「桜木ッ!俺は……お前のことをずっと前から好きだった…。
こんな時代……男達の寿命は短い……どうせなら、この命……愛するお前の為に使いたい」
「た、橘……中尉…」
まさか、橘中尉もあたしのことを……。
「うらら……愛してるぜ」
すると橘中尉はチェイサーに向かって駆け出した。