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最後まで
第12章 ―イツル―
「トリリー!!」
屋根裏から見ていた三人は、時を止める魔法を放った。
間一髪、奴隷の少女とレイミーが静止する。
「とにかく少女をお願い。」
時が止まり、喉にハサミを突き刺されたまま目を見開いている少女をナイムウォールに任せ、ハンザーは大鎌を構えた。
「分けるは断罪の鎌で裁かれる者なり…」
小さく呟くと、ハンザーは縦に鎌を振り抜いた。
レイミーの身体が真っ二つに分かれ、半透明のレイミーがその切れ目から出てきた。
「封」
ハンザーは、半透明のレイミーの頭を掴むと小さな瓶に吸い込んだ。
屋根裏から見ていた三人は、時を止める魔法を放った。
間一髪、奴隷の少女とレイミーが静止する。
「とにかく少女をお願い。」
時が止まり、喉にハサミを突き刺されたまま目を見開いている少女をナイムウォールに任せ、ハンザーは大鎌を構えた。
「分けるは断罪の鎌で裁かれる者なり…」
小さく呟くと、ハンザーは縦に鎌を振り抜いた。
レイミーの身体が真っ二つに分かれ、半透明のレイミーがその切れ目から出てきた。
「封」
ハンザーは、半透明のレイミーの頭を掴むと小さな瓶に吸い込んだ。