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最後まで
第12章 ―イツル―
「なんて事を…。」
サシャは涙を浮かべ、首をふった。
カミアは空間から断罪の鎌を取り出し、詠唱する。
「分けるは断罪の鎌で裁かれる者なり…」
無表情で真っ二つにメッセーナを切り裂いた。
そして半透明のメッセーナを掴むと小瓶をだし、吸い込ませる。
「封」
「……………」
「……………」
淡々と作業を進める三人の表情は冷えきっていた。
そして
「苦しみを味わいなさい。」
小さくサシャが呟いた。
再び時が動き出した時には、アーラミ達の姿はそこにはなかった。
サシャは涙を浮かべ、首をふった。
カミアは空間から断罪の鎌を取り出し、詠唱する。
「分けるは断罪の鎌で裁かれる者なり…」
無表情で真っ二つにメッセーナを切り裂いた。
そして半透明のメッセーナを掴むと小瓶をだし、吸い込ませる。
「封」
「……………」
「……………」
淡々と作業を進める三人の表情は冷えきっていた。
そして
「苦しみを味わいなさい。」
小さくサシャが呟いた。
再び時が動き出した時には、アーラミ達の姿はそこにはなかった。