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第14章 ―双子―

宮殿に上がると、二人は徹底的に教育された。

勉学しかり、戦闘学しかり、魔術しかり。

更には、王としての振る舞いや女性としての振る舞いも叩き込まれる。

ある程度の年齢に達すると、巫女として表にでた。

巫女は基本、神の花嫁として地上の者と契る事は許されない。

しかし、宮殿の裏は建前とはまるで違っていた。



ある日、巫女としての業務を終え自室で勉学を行なっていた二人の元に、三人の大臣達が訪れた。