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最後まで
第14章 ―双子―
「その事なんですが…イチカ様、フタバ様のお二人には本宮の精霊の間でお願いしたいのです。」
「精霊の間!」
ドーヤ・カーが言う、精霊の間は巫女と言えど中々立ち入ることが出来ない神聖な場所である。
故の驚きだ。
「よ…良いのか…?」
フタバは興奮気味に詰め寄る。
「はい。大切な祭ゆえ…。」
マルダルが代わりに答え、恭しく頭を下げる。
「承知したぞ、なぁ、イチカ!!」
「そうだな。我らは精霊の間で禊を行おう!!」
話が決まり、大臣達は退室した。
「ククク、簡単だな…。」
頬が緩むのも気にせず、三人は自室へと戻っていった。
「精霊の間!」
ドーヤ・カーが言う、精霊の間は巫女と言えど中々立ち入ることが出来ない神聖な場所である。
故の驚きだ。
「よ…良いのか…?」
フタバは興奮気味に詰め寄る。
「はい。大切な祭ゆえ…。」
マルダルが代わりに答え、恭しく頭を下げる。
「承知したぞ、なぁ、イチカ!!」
「そうだな。我らは精霊の間で禊を行おう!!」
話が決まり、大臣達は退室した。
「ククク、簡単だな…。」
頬が緩むのも気にせず、三人は自室へと戻っていった。