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最後まで
第14章 ―双子―
翌朝、禊をするイチカ達は生まれたままの姿で待っていた。
「おはようございます。お迎えに上がりました。」
迎えにきたドーヤ・カーと家臣がイチカとフタバにローブを掛ける。
「向かおうかの。」
二人は満足気に頷くと、ドーヤ・カーと家臣に挟まれ精霊の間に向かった。
本宮の中心の祭壇の地下に精霊の間はある。
祭壇の広場には、人気は少なくシンッとした静粛な雰囲気の中、イチカ達は階段を降りていく。
土足厳禁のこの場で、ヒタヒタと足音だけが聞こえた。
人一人が通れる位の細長い扉の前でドーヤ・カーが振り返る。
「では、巫女様。」
イチカとフタバは頷きローブを外した。
「では、また後ほどお迎えに参ります。」
家臣と共に頭を下げ、ドーヤ・カーは元来た道を戻っていった。
「おはようございます。お迎えに上がりました。」
迎えにきたドーヤ・カーと家臣がイチカとフタバにローブを掛ける。
「向かおうかの。」
二人は満足気に頷くと、ドーヤ・カーと家臣に挟まれ精霊の間に向かった。
本宮の中心の祭壇の地下に精霊の間はある。
祭壇の広場には、人気は少なくシンッとした静粛な雰囲気の中、イチカ達は階段を降りていく。
土足厳禁のこの場で、ヒタヒタと足音だけが聞こえた。
人一人が通れる位の細長い扉の前でドーヤ・カーが振り返る。
「では、巫女様。」
イチカとフタバは頷きローブを外した。
「では、また後ほどお迎えに参ります。」
家臣と共に頭を下げ、ドーヤ・カーは元来た道を戻っていった。