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最後まで
第15章 シュー

サシャもしぶしぶ納得し、各々の持ち場に戻っていった。


仕事をしていても、やっぱり先ほどの決定が気に入らない。

―アーラミは、ああ言うけどやっぱり伝えてみないと分かんないじゃない。

ブツブツと呟きながらサシャは中庭を掃除していた。

「よし、一か八か言ってみよう!」

決意したように拳を握るとサシャは館の中に足を向けた。

シューはサシャが気になりずっと見ていた。

「やはり子供なんだな。」

サシャを付けて行くとミルムの部屋に着いた。

先ほどの話しをミルムに伝えるつもりだ。

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