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第18章 救済

ドクン！！！







｢｢ひゃあああああああ！！！｣｣



「ぐぁ…」


ミハイヤーラとミルムは同時に絶頂に達した。

二人を繋いだ触手が一際膨らみミハイヤーラの力がミルムに流れ出る。

ミルムの身体が消滅しないようにシューは自身を使ってミハイヤーラの力を中和させた。

だが、その力は余りにも膨大で激しい痛みが全身を貫く。

ミルムも目を見開き、口をパクパクさせてもがいていた。




ドクン…ドクン…ドクン…




三度の鼓動が聞こえ、シューの力の渦が消えた。