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最後まで
第18章 救済
「サシャ、見てて。」
ミルムは立ち上がると両手を広げた。
スゥゥ…
「~♪」
大きく息を吸い込むと、美しい音色を奏でる。
ミルムの声にうっとりしていると、何処からか違う音色がミルムの声に重なった。
途端に地上が変化を始める。
荒れ狂う大地は静寂をとり戻し、みるみるうちに豊かな土壌へと変化していった。
猛威を奮っていた海も静かで穏やかになり、草木を焼いた溶岩も冷え固まりそこから新たな息吹が芽生えた。
穏やかな空には、生き残った鳥達が嬉しそうに飛び回っている。
ミルムは立ち上がると両手を広げた。
スゥゥ…
「~♪」
大きく息を吸い込むと、美しい音色を奏でる。
ミルムの声にうっとりしていると、何処からか違う音色がミルムの声に重なった。
途端に地上が変化を始める。
荒れ狂う大地は静寂をとり戻し、みるみるうちに豊かな土壌へと変化していった。
猛威を奮っていた海も静かで穏やかになり、草木を焼いた溶岩も冷え固まりそこから新たな息吹が芽生えた。
穏やかな空には、生き残った鳥達が嬉しそうに飛び回っている。