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最後まで
第22章 別れ

「いいえ。」

しかし、ミルムはにっこり笑ってミハイヤーラの肩を抱き寄せる。

「私はここに残りたいの。
だって、ミハイヤーラもアイク達も大好きだし、それに…愛するシューがいる。」

「ミルム…。」

シューと口にした時の幸せそうなミルムはミハイヤーラから見てもそれは美しかった。

そのミルムの表情にミハイヤーラの心は救われた。

「ありがとう。」

グスッと涙を拭い、心から感謝の言葉を口にした。

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