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最後まで
第4章 三人目

「よっ!ほっ!」

そびえ立つ崖を下から、カモシカのように飛び上がる一つの影。

背中には弓矢が装備されている少女は、慣れた足取りで崖を登っていた。

僅かな足場があれば、少女には難なく登れる。

「へへん」

ある岩場まで上がった少女は、息を殺した。

目の前には一頭の鹿が草を食べている。

気配を殺し、少女は背中から弓矢を引き抜く。

慎重に狙いを定め、弓を引き絞り――――

と、唐突に鹿が物凄い勢いで少女に向かってきた。

「わっちょっっ」

咄嗟に弓を放つが、外れてしまう。

咄嗟に避けることもできず、鹿に突進された。

吹き飛ばされた少女が、最後に見たのは鹿の背後にいる肉食獣だ。

そのまま深い崖へと少女は吸い込まれた。

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