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最後まで
第5章 四人目
アイクは少女が眠った後も暫く彼女の頭を撫でていた。
次第に優しく微笑んでいた口許が戻り、目は氷のように冷たく光をうしなう。
そして、彼女にかけてあるシーツを全て取り払う。
まだ幼い少女の身体が露になると、自身の指を少し噛みきる。
プクっとアイクの血液が滲み出て、糸を描く様に流れた。
体液が流れる指を少女の額につけると、ゆっくりと線を描く様に動かしていく。
赤黒い線は、桜色の少女の唇を通り首筋へと降りる。
どんどん下がっていく指は、ヘソを通り、遂には彼女の秘部へと到達した。
指の通ったあとは、まるで少女を半分に分断するかの様に真っ直ぐ引かれていた。
アイクは、戸惑う事なく少女の中に指を沈める。
グニュン
血液が潤滑になったのか、意外にもすんなりと指の根本まで飲み込んだ。