この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Last Kiss
第2章 10年前に死んだヒト

それからは何も変化がなくまた時間だけが過ぎていくうちに、私はいつの間にか寝てしまっていた。

床暖房をつけていないフローリングではない暖かさが私を夢の中に深く落としていく。


"…おやすみ凛音、また明日"


ロンの甘える声が聞こえた気がした。



朝、小鳥のさえずりで目を覚ましたなんて初めてだったと思う。

「……こんな日に限って…!ヤバっ」

そう、今日はお昼から外に仕事をしに行く、委員会の集まりに参加する。その用意を帰ったらするはずだったのに昨日寝てしまったから…!

焦って資料をちゃんと探しあてることができない。昔の新聞紙をひっくり返したりしても資料は出てこなかった。

もう諦めて長谷川さんにコピーさせてもらおうと決め、部屋を出て学校へと向かった。


"いってらっしゃい凛音…今日だけだからね、お仕事頑張って"

玄関でまたロンが鳴いた。

/36ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ