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Last Kiss
第4章 埋めたい過去

……もう十分だ……

何も、何一つ変わりなかった。

俺と晋がまだ駆け出しのアイドルだった時、雑誌の撮影でよく会ったMiyuに俺たちは一目惚れした。

3人で遊ぶことはよくあった。でも、俺と晋のどちらかが美優とデートした次の日の撮影はお互い睨み合ったり…

今、思えば20歳過ぎてなんて子供じみたことってなるけど、それはそれで楽しかったし、俺と晋は美優を取り合っても仲が良かった。



「晋、俺…美優に告るから」

外の撮影、確か曇り空が広がっていて、雨を待っている時に俺が晋に言った。

「ふ〜ん、どうせフラれるぞ」

「………」

「……我慢してるわけだ」

「…うっせぇー」

「…今日、Aスタって言ってたぞ」

「……お前がなんでそんなこと」

「それはいいだろ、どうせフラれるだけだし言ってきたら?あと1時間近く待たされるんじゃね?」

晋は笑ってた。背中を押してくれた。フラれるばっかり言ってたけどな。それでも、やっぱり心強かったんだ、晋という存在は俺にとって…

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