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梨華との秘密
第7章 縄肌秘書
でも、なんだろう?
言い続けたいけど、他人と結婚したらってことか。
違うかな?
「いいさ、いまだけでもな。それに、俺も結婚するからね。それとも、これからも会うかね、俺と?」
俺の希望的観測かな?
ちょっと期待してみたんだが?
「ご主人さまと、これからもって?それは、ご主人さまの好きな時にって、ことですか?」
やばい!
彼女の目が吊り上ってる!
「いや、俺じゃなく、朱里の都合のいい時、好きな時にってことさ。まっ、その時に俺の都合も合えばってことだけどね。」
まっ、そんな事は有り得ないってことか。
なんて、思ってたが?
朱里の表情が一瞬、緩んだ気がした。
「嬉しい、会って下さるんですね。これからも。」
ん?
罠に引っ掛かったのは、俺やな。
「あぁ、お前が会いたいならね。いつでも、おれの都合と重ならなければね。それで、良ければ、OKだ。」
とまどいながら、俺が言うと、
「嬉しい、はい、それで、、。私は、ご主人さまの奴隷でいられるんですね。ホンと嬉しい。」
やられた、この敗北感は、なんなんだ。
ん?
まてよ?
そうか、未来の社長夫人を調教できるってことか!
しかし、幸せそうな顔してるな。
つまり、俺の復讐を受けたいってことだな。
俺の中のどす黒い悪魔が、俺のストッパーを外すのを感じたが、今回は素直にそいつに従うことにした。
「さあ、降りるぜ。みんなに、本当のお前を見てもらうんだ。」
言い終わると同時に、携帯の送信に触れていた。
「えっ?はいっ、ん、、い、今?」
突然の快感に、朱里の顔に疑問と屈辱が表れていた。
すぐに携帯の通話停止を押すと、彼女が恨むような眼差しで俺をにらんだ。
「なんでかって、ふふ、俺が押したいときに、送信を押すのさ。いやなら、良いんだよ、朱里。」
黙って唇を噛む朱里を置いて、車から降り、彼女がどうするかユックリと店の方へ、俺は歩き出した。
二、三歩、歩くと背中越しに車のドアが開閉する音が聞こえた。
ハイヒールの靴音が近づいてきた。
「待って下さい。私を放っていかないで、お願い。」
背中にしがみつくような感じで、彼女が叫んだ。
「放ってなんていないさ。お前を待ってたのさ。」
言い続けたいけど、他人と結婚したらってことか。
違うかな?
「いいさ、いまだけでもな。それに、俺も結婚するからね。それとも、これからも会うかね、俺と?」
俺の希望的観測かな?
ちょっと期待してみたんだが?
「ご主人さまと、これからもって?それは、ご主人さまの好きな時にって、ことですか?」
やばい!
彼女の目が吊り上ってる!
「いや、俺じゃなく、朱里の都合のいい時、好きな時にってことさ。まっ、その時に俺の都合も合えばってことだけどね。」
まっ、そんな事は有り得ないってことか。
なんて、思ってたが?
朱里の表情が一瞬、緩んだ気がした。
「嬉しい、会って下さるんですね。これからも。」
ん?
罠に引っ掛かったのは、俺やな。
「あぁ、お前が会いたいならね。いつでも、おれの都合と重ならなければね。それで、良ければ、OKだ。」
とまどいながら、俺が言うと、
「嬉しい、はい、それで、、。私は、ご主人さまの奴隷でいられるんですね。ホンと嬉しい。」
やられた、この敗北感は、なんなんだ。
ん?
まてよ?
そうか、未来の社長夫人を調教できるってことか!
しかし、幸せそうな顔してるな。
つまり、俺の復讐を受けたいってことだな。
俺の中のどす黒い悪魔が、俺のストッパーを外すのを感じたが、今回は素直にそいつに従うことにした。
「さあ、降りるぜ。みんなに、本当のお前を見てもらうんだ。」
言い終わると同時に、携帯の送信に触れていた。
「えっ?はいっ、ん、、い、今?」
突然の快感に、朱里の顔に疑問と屈辱が表れていた。
すぐに携帯の通話停止を押すと、彼女が恨むような眼差しで俺をにらんだ。
「なんでかって、ふふ、俺が押したいときに、送信を押すのさ。いやなら、良いんだよ、朱里。」
黙って唇を噛む朱里を置いて、車から降り、彼女がどうするかユックリと店の方へ、俺は歩き出した。
二、三歩、歩くと背中越しに車のドアが開閉する音が聞こえた。
ハイヒールの靴音が近づいてきた。
「待って下さい。私を放っていかないで、お願い。」
背中にしがみつくような感じで、彼女が叫んだ。
「放ってなんていないさ。お前を待ってたのさ。」