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大嫌い
第32章 モーニングコーヒー
「頼りないだろうけど、頑張るから長い目で見ててくれないかな?僕を選んで良かったって、花菜ちゃんに思ってもらえるように努力するよ」

「…それ以上いい男になられたら、私こそ釣り合わなくなっちゃうわよ。今だって自信ないのに」

「え?」

「私も頑張らなくちゃ。竜雄がイヤになって逃げ出したら困るもん」

「花菜ちゃん…」

「ね、竜雄…夕べみたいに花菜って呼んで欲しいな」

「〜〜ッ」
竜雄はいきなりテーブルに突っ伏した。

「た、竜雄?」



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