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アネゴ的カノジョ
第6章 酒と温泉と…
 
「ひっ…ひぅっ……そ…そんな…トコ………」

 カーペットの上に重ねた腕に額を押し当て、固く目を瞑る杏子。

 ヌメヌメとした感触をワレメやアナルに感じ、更にカラダは細かく震え出す。


…も…もう……どうして………
…そんなトコ……舐め………


 明らかな舌の感触。

 尻の柔肉をグイッと広げられ、ワレメに沿って舌を押し付けながら舐められる。

 鼻先が窄まったアナルをツンツンと刺激したかと思えば、舌がアナルを舐め回す。

「んはっ…はぁっ………」

 恐怖に抗えずに強張ったカラダ。

 暴れる事さえ出来ずに良いようにワレメとアナルを嬲られ、杏子はその刺激に、思わず熱い吐息を洩らす。

 積み重なった布団の下。

 視界は朧気に見えるカーペットだけを捉えている。

 目隠しをされたに近い状態にされ、感覚はいつにも増して過敏になっていた。

 更には、次に何をされるか分からずに杏子の鼓動はドキドキと早まるのみ。

 舌がワレメや尻の谷間を舐め回す度に、その感覚が杏子の口から熱い吐息を洩らさせたのだった。

 熱い吐息を吐き続け、既に男勝りの姿は微塵も無くなった時。

「う…うそ………」

 新たな刺激が、杏子の瞳を大きく開かせた。
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