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アネゴ的カノジョ
第6章 酒と温泉と…
 
 ワレメのナカに指を挿された感覚に目を見開く。

「んあっ…あっ…あっ……
 ダメ……だっ……んぁあっ………」

 尻の柔肉をグニュグニュと揉まれ、指先で膣壁を擦りながら抜き挿しされる。


…アタシ…そんな簡単に…入るくらい………


 すんなりと指の侵入を許すくらいに、ワレメを濡らしていた事に杏子は戸惑う。

 しかし、そんな戸惑いも僅かの間。

「あぁっ……はぁっ…ソコ……ダメ……はあぁあ………」

 腹側の膣壁をグイグイと擦られる。

 襲って来る刺激の波に、爪先がギュッと折れる。

 抜き挿しする指の動きに合わせて、腰が勝手にクイクイ動き出す。

「ソコは………んっはぁっ………」

 更に激しくナカを掻き回される刺激に、最早、声を抑えられなかった。

 自分の指とは違う指が与えてくる刺激が、頭の中を快感で埋め尽くしていく。


…もう……戻らない……筈な…のに………
……アタシ…アタシ………


「んっくぅっ!」

 カラダがギュッと強張る。

 襲ってくる快感に、柳眉を寄せて固く瞳を瞑る。


…ダメ……ダメ…なのにぃぃぃっ………


 大きな波が襲って来た瞬間、カラダがブルブルと細かく震えた。

「んはぁっ!」

 ギュッと折り曲げた爪先が開き、頭の中に溜まっていた快感が溢れた。
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