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アネゴ的カノジョ
第6章 酒と温泉と…
ビクビクと杏子のカラダが震える。
「はぁ…はぁ…はぁっ………」
一度【ヒトタビ】絶頂へと達したクチからは、絶えず熱い吐息が洩れる。
布団の中が更に暑く感じる。
カラダとカーペットに挟まれて押し潰された胸の深い谷間には、汗が流れていく。
「気持ち良くなんか……はぁ……はぁ………なって………」
絶頂を迎えて熱い吐息を洩らしながらも、杏子の理性は抗おうとする。
ナカを掻き回していた指の感覚は既に無く、爪先を外に向けて折り曲がった両膝の間に尻を下ろしていた。
カーペットと接している肌が、カーペットが濡れていると感じ取る。
…こんなに…アタシ………
その原因が何なのか察した杏子。
戸惑いながらも、一度情欲の火が付いたカラダは再び子宮を疼かせる。
…こんなのアタシじゃ……
……今のアタシは………
「ああっ………」
現実を否定し続ける杏子だったが、不意に腰を掴まれた事に声を洩らす。
「な…なに……」
腰を引き上げられ、再び尻を突き出した恰好。
戸惑うのも束の間だった。
「ちょ……だ…ダメ……それは………」
熱く固い感触がワレメから伝わる。
それが何かは容易く分かった。
膣口に宛がわれたモノを避けようとも、絶頂に達した杏子のカラダは直ぐに力が戻らないでいた。
「…ダメ…なのに………
はぁ……はぁ………」
そればかりか、ワレメにモノを感じた事で、押さえ付けていた情欲が再燃し始めてくる。
宛がわれただけで、更なる快感を期待するかのように熱い吐息が溢れ出す。
そして、疼きも徐々に強まるのだった。