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第8章 起こされた本能

　
　布団に挟まれながらワレメを弄られていた事も、杏子の感情をすんなり昂らせる一因になっていた。

　犯されるのを覚悟して、最後までヤられると胸の鼓動を早めていた。

　しかし、途中で終わった事で、気付かない内に杏子のカラダのナカに燻りが残っていた。

「ほら……擦る度に…アンズちゃんの……マンコ………グチャグチャですよ」

　助役に言われなくても感じていた。

　卓球スペースに流れているイヤらしい水音が大きくなり、カラダを突き抜けている快感が太いものになっている。

「んはっ…あぁっ……言わ……っくぅぅ……なくて……いいぃっ………」

　よがる杏子の姿に、助役の興奮も昂っていた。

　更に杏子を喘がせようとワレメを擦る右手は早く動き、左手はクリトリスの包皮を剥いて抓んだのだった。

「んはっ！　はあっ…あぁっ!!
　それっ……ソコっ……だ…ダメぇっ!!」

「乳首だけじゃなくて、クリもすっかりビンビンじゃないですか」

　一際敏感に感じるクリトリスからの強い刺激。

　昔に戻る事を恐れる事を忘れさせる程の快感の波が杏子を襲った。

　小波だった情欲の波が大きくなり、助役のイヤらしい言葉にも唆されて、杏子は甘い嬌声を響かせた。