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アネゴ的カノジョ
第8章 起こされた本能
 
「んぐっ…んぐぅっ!」

 杏子の両腕をそれぞれ素早く掴んだ助役。

 杏子の腕を掴んだ儘、ベンチから立ち上がる。

 両腕を無理矢理上げた状態で、腰を振られる杏子。

 モノがクチの奥まで突き挿さる。


…こんな……近くに居る…のに………


 職人たちの存在を気にしながら、喉まで届きそうな程に貫かれる苦しさに顔を歪める。

「ほら、しっかり気を持たないとバレちゃいますよ」

 杏子の腕を掴んだ儘、更に腰を振る助役。

「んぐっ…んぐっ……んぐぅぅっ」

 撓わな胸がブルンブルンと揺れる程の激しさ。

 ワレメに突き挿されたラケットまでもが揺れだす。

「落として音をたてたら、来ちゃうかもしれませんねぇ」


…そんな……こんなトコに……
…アタシのイヤらしい姿………


 助役の言葉に膣口をキュッと締め付けんばかりに力を入れる。

「だから、もうそろそろよぉ」

 ハッキリと声が聞こえる距離。

 更にドキドキと鼓動が早まる。


…お願いだから…こっちには………


 クチを犯されながら、杏子は願う事しか出来なかった。

「んぐ……んぐぅ………」

 呻き声を堪えようとクチを窄めれば、更に密着した唇とモノが擦れる淫らな水音が溢れる。

「おっ……こっちに卓球場があるみたいっスよ」

 不意に聞こえた後輩職人の言葉。


…嘘っ!?……だ…ダメっ……


 杏子はギュッと固く瞳を瞑るのだった。
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