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アネゴ的カノジョ
第2章 想いと現実
 
「……無理だ……」

 暗い部屋の中で呟く雅人。

 布団に入り、横になっても寝付ける気配を感じない。

 寝付けない原因は分かっていた。

「…みんな……あんな感じ………なのかな………」

 目を閉じれば、鮮明に蘇る川辺の光景。

 突き出されたお尻の間から見えた杏子のアソコが瞼に焼き付き、それが興奮を呼び起こして睡魔を退散させていた。

「…何だか…アワビみたいな……パックリ…貝…みたいで………」

 何処までしっかり見ていたんだと突っ込まれそうな程に、はっきりと覚えている雅人。

 薄い壁の反対側からは物音はせず、杏子はグッスリと寝ている様子だった。

「もう……誰のせいで………」

 悶々とさせた原因の杏子に恨めしさを覚えてながらも、撓わな胸とワレメを思い浮かべれば股間に血液が更に集まる。

「やっぱり…姉ちゃん……おっぱいでかかったな………
 柔らかそうで……アソコだって………」

 更に固くなっていく股間のモノ。

 雅人が寝付けるのはいつになるのか誰も知る由もなかった。
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