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アネゴ的カノジョ
第3章 夜道と水難
武彦に因って、様々な快感を与えられたカラダ。
絶え間無く囁かれる言葉で、昔を呼び起こした本能が理性を飲み込もうとする。
別れてからの時を経ても、カラダは武彦の手の感触を覚えていた。
「んはぁ…はぁ………た…タケぇ……っ………」
胸への刺激に潤み始めた瞳を僅かに開く。
依然として降りしきる大雨を通して、広がる畑と煌びやかな高層ビルが映り込む。
「こんな…トコで………」
嫌がっていた場所でも、最終的には快楽に飲み込まれて喘ぎ乱れていた昔。
武彦が囁いた『昔みたいに』という言葉が脳にこびりつく。
…こんな……周りから見えるトコで………
グニュグニュと揉み拉かれる胸の奥で、ドクドクと鼓動が早まる。
それと同時にカラダの熱さと子宮の疼きが強さを増していく。
「ほら……キョウ姉………」
ショートパンツに掛かった武彦の手に、更に力が込められた。
「た、タケっ!」