この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
アネゴ的カノジョ
第1章 姉と弟
自らの爆乳に対する不満を赤裸々にぶちまけた杏子。
職人たちの茫然とした表情に、キョトンとした表情を浮かべた。
「でかいとは思ってたけど…。そこまでとは…ねぇ……」
「でも……こうもぶっちゃけられる…となぁ………」
「キョウちゃん…女として……勿体ねぇ……よな………」
「……体つきは…立派…なんだけどな………」
「キョウちゃん見てもよぉ………。何だか……」
「あぁ…。キョウちゃんをどうこうしたいって気には…なぁ………」
「キョウちゃんは…どっちかってぇと…女ってぇより……娘とか………」
「ちょい色気のある、活発な妹って感じっス…ねぇ………」
口々に言いたい放題に言葉を吐き出す職人たち。
俯き気味に顔を伏せ、箸を握った手がプルプルと震えているのを誰も気付かない。
「ヤるなら、爆乳じゃなくてもいいから……」
「まぁ、キョウちゃんにもその内………」
「あ、アンタらぁぁぁっ!」
終わりの見えない職人たちの色話に、杏子の怒りが沸点を越えた。