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僕の伴侶は蜷局を巻く
第5章 5-初夜
「気持ちよさそうな顔をしていたぞ」
「やっぱり、勘違いの妄想野郎ね」
「本当に? では、感じていなかったと」
ミハルは彼を睨み付けた。「ふりをしたのっ」
ユウキの目が突然、狂暴な輝きを帯びた。彼女の見え透いた嘘を挑発と受け取ったのだろう。
「では、もう一度〝ふり〟をさせてやる。お嬢様は演…訂正、君は演技が上手だからな。騙されてしまったよ」
「やだっ」ミハルは制したが、すでにあとの祭りだった。抗議の声は、そのまま息をのむ音と化し、彼女はユウキを受け入れた。
奥に達した瞬間、彼はすぐに身を引いた。突然もぎ取られた感じがして、ミハルはふたたび息をのんだ。
「やだって言ってみろよ」
ユウキの吐息が胸にふりかかる。
続いてもう一度、先ほどよりもさらに深く、彼はその身をミハルに沈めた。そしてふたたび、身を引いた。
「ふっ。言えないか…」
【訂正】
一部の軍隊系組織では発言中に言い間違えに気づいた後『あっ。じゃなくて。』等と曖昧にせず、訂正と言ってから間違いを正しく言いなおす。
「やっぱり、勘違いの妄想野郎ね」
「本当に? では、感じていなかったと」
ミハルは彼を睨み付けた。「ふりをしたのっ」
ユウキの目が突然、狂暴な輝きを帯びた。彼女の見え透いた嘘を挑発と受け取ったのだろう。
「では、もう一度〝ふり〟をさせてやる。お嬢様は演…訂正、君は演技が上手だからな。騙されてしまったよ」
「やだっ」ミハルは制したが、すでにあとの祭りだった。抗議の声は、そのまま息をのむ音と化し、彼女はユウキを受け入れた。
奥に達した瞬間、彼はすぐに身を引いた。突然もぎ取られた感じがして、ミハルはふたたび息をのんだ。
「やだって言ってみろよ」
ユウキの吐息が胸にふりかかる。
続いてもう一度、先ほどよりもさらに深く、彼はその身をミハルに沈めた。そしてふたたび、身を引いた。
「ふっ。言えないか…」
【訂正】
一部の軍隊系組織では発言中に言い間違えに気づいた後『あっ。じゃなくて。』等と曖昧にせず、訂正と言ってから間違いを正しく言いなおす。