この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
僕の伴侶は蜷局を巻く
第6章 6
ミハルは困惑した。いまだって、身体は充分すぎるほど用意ができているようなのに。いくら精力に自信があっても、まさかもう私の妊娠を確信して、用はすんだと思っているの?

ミハルはベッドから起き上がった。もしかして、飽きたのかしら。試してみたら、物足りなかったとか? 経験もないし、すぐにケンカ腰になるから? だとすれば、願ってもない話だわ。それでも私に子供ができなければ、このバカげた結婚は、二年どころか一年ももたないはずよ。しかも、当然ながら子供ができることはない。

まさに、望みどおりの展開…でしょう?

なのに、小気味よく感じられないのは何故? それどころか、いらだちしか感じない。一糸まとわぬ姿で堂々と歩きまわる彼に対しても。
「羽織る物はないの?」

ユウキが振り返った。「僕の体が気になるのか?」
「まさか」ミハルはしらばっくれた。突然体が火照るのを感じ、落ち着かない。「寒いかなって思っただけよ」
「寒そうに見えたのか?」ユウキは体ごと正面を向いた。

いいえ、全然! ミハルは目をしばたたき、なんとか視線をそらそうとした。
/143ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ