この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
僕の伴侶は蜷局を巻く
第6章 6
ユウキは胸を激しく上下させながらも、抑制を取り戻し、壁を押して、彼女のそばを離れつつある。

最低だわ! 今朝と同じように隙を狙って女に恥をかかす。
「そういうことなら、正気に返ってくれてよかったわ」ミハルは服のしわをのばし、うんざりしたポーズを取りつくろった。「私はここも床も好みじゃないから」
「なるほど。では、どういうのが好みか教えてもらおうか」
「え?」
「この次愛し合うときには、君が決めるといい。いつ、どんなふうにするか」

ミハルはまごついた。自分の耳が信じられない。「つまり、私が許可しない限り、手を出さないというの?」
「うぅん、君に頼まれない限り、だ」

ミハルは身をのけぞらせて笑った。とどのつまり、避妊薬なんていらなかったのかもしれない。彼に迫られて意志が揺らぐことはあっても、私から彼に迫るなんてありえないわ。
「ふふふ。男のアナタが我慢できるのかな?」

ユウキの目が険しくなり、頬がぴピクリと引きつった。

いい気味だわ。ミハルは意地悪く思った。彼は私がいまここで前言を撤回する、と思ったに違いない。「永遠に我慢してもらうわ」
/143ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ