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half. ~Sweet blood~
第13章 遭遇、死んだ目…
「手違いがないように初めに説明します。貴方がパーティーの最後まで部屋に居た場合は、仲間とみなします。ですが…やはり無理だと感じたら、この地図で外まででてくださいね。外には大通りがありますタクシーを広い帰ってください」
矢田は丁寧に地図を説明する。
個室から外に出るまでのルートを。
「できれば最後まで残っていてもらえたら嬉しいんですが、無理そうなのでね」
至って冷静に話しをするが
対して昂は怒っているようにみえた。
「では、係りが部屋まで案内しますからゆっくり鑑賞していってください」
黒いスーツを纏った男がホテルの地下へと案内をした。丁寧に帰る道の順序まで説明しながら…
「部屋にあるものは全て自由に飲食していただいてかまいません。パーティーを直に楽しみたくなった時は内線で呼んでください。すぐに私が駆けつけます。パーティー開始から1時間経過したら鍵はこちらからあけます。他ご質問があればどうぞ」
「いや…いいです」
「ではお楽しみください」
マニュアル通りの説明が終わると男は部屋を後にした。それと同時に鈍い音が鳴り鍵がかかった事をしらせた…