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half. ~Sweet blood~
第13章 遭遇、死んだ目…
「昂ー、あいつ女?」
「いや…男だろ胸ないし、ケツが小さすぎ」
「おまっ…そんだけ言って女だったらあいつ可哀想だろ。顔は女なんだよな」
「ルシアだって、言葉なおしゃ女に見えるぞ」
ガラスの向こうにいるNAOを見ながら、興味なさそうに言葉を交わす二人。だが…このあと二人はNAOの妙技にか釘付けになる事になる。
下手な奴がやれば死ぬ事だってある緊縛…その絶妙な力加減が難しい。ただ体を縛り自由を奪うだけではない、心ごと…縛り付ける…
麻縄がワンピースの上に置かれる。
縄は腕ごと胸部から背中に回され、綺麗に結び目を作っていく。何カ所にも作られた結び目は遠くから見る者の目には花のようにも見えた…
「やば…あれ芸術だろ」
「痛そうだけどな」
上半身が綺麗に仕上がる。白のワンピースに縄によって施された模様…露出している訳じゃないのに、エロさが出る。清楚系のワンピースは既に消えていた。
膝を折り曲げ座るカンナ。縄は足され下半身のアートが始まった。M字に固定され、そけい部へと食い込む。捲れあがったスカートから除く小さな布越しには、幼いカンナがハッキリと浮かぶ…
「すげーよな、瞬きするの忘れる」
「ルシアも縛ってやろーか」
「はぁ?何でだよ」
「されたいって顔に出てんぞ」
「言ってろ」
縛られたい。
そんな気持ちあるわけないだろ。
確かに見入ったけど…