この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
half. ~Sweet blood~
第5章 勉強と、勉強…


「お前、誰でもいいのかよ」

怪訝そうな表情で眉間に皺をよせる。



「はぁ?何がだよ」


「血くれりゃ誰でもいいのかって」


「いや、血なくたって死なねーからな。無けりゃ無いでか構わねーよ」


「じゃぁあんまり他人からもらうな」


「雪斗、お前も他人だろ」




何で雪斗がこんな事言うのか分からない。昂がかくれるって言ったから飲んだだけだろ?それに超加減したんだしな。



「それに雪斗も昂も特別いい香りすんだって、我慢できなかったんだよ」


「ルシア、てめーの主は誰か言ってみろ」


「お前だろ」


「名前で呼べよ」


「っ、雪斗」


「俺がやめろって言ってんだからやめろ、分かったな」


「…はいはい」




俺は卑怯だな。こんな時にhalfの決まりをた使ってる。何故かイラついたから、八つ当たりにこんな事言って…最低だろ。何が主だよ…



《ヤキモチ?》


はぁ?な訳あるかよ。何に対してヤキモチなんて妬くんだ。ただな…ルシアが昂の血貰っていい気分じゃなかったのは、確かだった。


昂が変な事言うから…



ルシアに我慢すんなとか、甘えろとか…そんな事いっといてこれじゃ駄目だな。



「ルシア、血やるよ」



「平仮名書けねーよ?」



「それでもいい」



俺はルシアを抱き上げ膝に乗せると、自ら首を差し出した。恍惚の表情をするルシアをみつめながら…


/139ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ