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創性器オルタナティブキモーション
第3章 第三章 夕暮れのノルマンディー
「大樹、探したぞ」

「もぉ大君勝手に歩き回らないでよぉ」

ぞろぞろとゴキブリのように話し掛けてきたやつのお友達がトゥゲザーだぜぇい?

俺は途端にキョドる。

「知り合い?」

「あぁ中学ん時の同級生」

「おお太子じゃん!」

「今なにやってんの? ニート?」

「ちょっとそれ酷くない?」

「はは、わりぃわりぃ冗談だよ!」

三十路前のくせにわりぃわりぃじゃねぇよスッタコ。

っと心の中で思いながら苦笑い。

よく見ると中学時代に俺と遊んでいた男もいた。

男は声をかけて来ずによそよそしい態度。

バカ野郎……あんなに一緒にチャリで町行ってたのになんだよそれ……ふざけんなよ……

「じゃあな太子!」

御一行はぞろぞろとゴキブリのように去っていく。

友達がどうとかじゃない。

だってあんなにいるもん。

俺は浮いて話しにならない。

てかバカにされてたし。
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