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創性器オルタナティブキモーション
第2章 第二章 ドナウ川の紅流
「ちょっと正志ぃ……激しいって……周りに聞こえちゃうよ……」ギシギシアンアン
「1ヶ月ぶりにお前とセックスするんだ。そりゃあ激しくもなるって」ギシギシアンアン
「あ……イっちゃう……イクイクイク……!」ギシギシアンアン
俺は本日3度目の絶望を感じていた。
しかもとびっきりの絶望感だ。
ギシアンを聴きながらのオナニーに憧れていたが、そんなことどうでもよくなるくらい絶望していた。
目を見開いて、口をパクパクさせ、まるで骸のようにベッドに座り込んでいるしかなかった。
耳を塞ぐ気力も湧いてこない。
身の程を知らずに彼氏がなんちゃらとか言って浮かれていた自分を殺したくもなっていた。
少し考えれば分かることだった。
ルックスも性格も最高クラスの女に彼氏がいないわけないのだ。
「…………っ!!」
俺は声を出さずに絶叫する。
ベッドの上をのたうち回り、頭を掻きむしってブレイクダンス。
ひとしきり転げ回った俺は濁流のように涙を流し始めた。
こうして俺の恋は終わった。
「1ヶ月ぶりにお前とセックスするんだ。そりゃあ激しくもなるって」ギシギシアンアン
「あ……イっちゃう……イクイクイク……!」ギシギシアンアン
俺は本日3度目の絶望を感じていた。
しかもとびっきりの絶望感だ。
ギシアンを聴きながらのオナニーに憧れていたが、そんなことどうでもよくなるくらい絶望していた。
目を見開いて、口をパクパクさせ、まるで骸のようにベッドに座り込んでいるしかなかった。
耳を塞ぐ気力も湧いてこない。
身の程を知らずに彼氏がなんちゃらとか言って浮かれていた自分を殺したくもなっていた。
少し考えれば分かることだった。
ルックスも性格も最高クラスの女に彼氏がいないわけないのだ。
「…………っ!!」
俺は声を出さずに絶叫する。
ベッドの上をのたうち回り、頭を掻きむしってブレイクダンス。
ひとしきり転げ回った俺は濁流のように涙を流し始めた。
こうして俺の恋は終わった。