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だって私はお姫様!
第5章 気になり始めて

『っ…一生ならないっ…!』

抱き締めていた腕を外され、そのまま自分の顔へと引き寄せる葛島尚哉

「…琴音…」

…だめ…

『逃げ…て…』

「は?」

『…チッ』

軽く舌打ちして、そのまま葛島尚哉へと口づけた。

「!」

『ん…はぁっ…』

止まらない。

「んっ…琴音?」

開かれた唇の間から舌を絡めとる。

「…琴音…」

葛島尚哉が私の腰に腕を回す。

『熱い…のっ…』

「そうか…脱ぐか?」


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