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妄想短編集
第5章 痴漢〜電車
連結部。
電車が動き出したせいで
足場が安定しない。
私は扉に開かないように、
願いながら、扉に背中を持たれ
かかり転ばないように必死で
立つ。
『脱ぎたい?下着。』
『うん。』
『じゃ、そのままで。』
えっじゃあどうして聞いたの。
この人…。
痴漢の彼は意地悪く口角を少し
あげる。
『足開け。』
足を開くとすぐに指が侵入する。
『んっ。』
そのまま中を掻き回すように指が
動きまわる。
『ちゃんと喘がないといかせない。』
そんなこの連結部には私と彼しか
いないのに…。
ドアを一枚隔てているけど、
気づかれないわけがないのに…。
『恥ずかしい。』
『じゃあいかせないし、辞める。』
電車が動き出したせいで
足場が安定しない。
私は扉に開かないように、
願いながら、扉に背中を持たれ
かかり転ばないように必死で
立つ。
『脱ぎたい?下着。』
『うん。』
『じゃ、そのままで。』
えっじゃあどうして聞いたの。
この人…。
痴漢の彼は意地悪く口角を少し
あげる。
『足開け。』
足を開くとすぐに指が侵入する。
『んっ。』
そのまま中を掻き回すように指が
動きまわる。
『ちゃんと喘がないといかせない。』
そんなこの連結部には私と彼しか
いないのに…。
ドアを一枚隔てているけど、
気づかれないわけがないのに…。
『恥ずかしい。』
『じゃあいかせないし、辞める。』