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妄想短編集
第6章 痴漢男〜5章続編

なんなの。もう…
そのまま仕事に行き、
帰宅後に、そのまま、明希の病院
にいってみた。
だけど、表入り口は閉まっていて。
何度かけても、繋がらない電話。
『今貴方の病院の前。』
それだけ留守電に入れて、
病院の壁に持たれて座る。
何時間たっただろう…
普通にさよならしたなら、
こんな事しなかったと思う…
だけど…仕事中も
明希のあのなんだか
淋しそうな顔が
頭から離れなくて…。
ズキン…。また胸が痛み出す。
『私なにやってんだろ。』
膝を立てて座りなおし、顔を伏せる。
恋人でもなんでもない相手を
追っかけてきて…。
私達の関係なんて、他人といっても
おかしくない。たった二回会って、
身体を重ねただけ。
しかも一回目は痴漢だったし…。
そのまま仕事に行き、
帰宅後に、そのまま、明希の病院
にいってみた。
だけど、表入り口は閉まっていて。
何度かけても、繋がらない電話。
『今貴方の病院の前。』
それだけ留守電に入れて、
病院の壁に持たれて座る。
何時間たっただろう…
普通にさよならしたなら、
こんな事しなかったと思う…
だけど…仕事中も
明希のあのなんだか
淋しそうな顔が
頭から離れなくて…。
ズキン…。また胸が痛み出す。
『私なにやってんだろ。』
膝を立てて座りなおし、顔を伏せる。
恋人でもなんでもない相手を
追っかけてきて…。
私達の関係なんて、他人といっても
おかしくない。たった二回会って、
身体を重ねただけ。
しかも一回目は痴漢だったし…。

